林道でコーヒーを

思えば今年の1月頃?コーヒーの野点をやってみたいということで、簡易ドリップ式コーヒー、チタンマグカップを購入し、ガソリンバーナーと水を詰め込んで颯爽と出かけて行きました。
そして、寒風の吹きあれる海辺にて、湯を沸かし一人黙々と、落ちてくるコーヒーがカップに溜るのを、待っておりました。
ですが、5分間の時間はあまりに長く、暖かいはずのコーヒーは冬の西風で冷却され、歯に沁みるほどのアイスコーヒーと化しておりました。

これではいけない。
僕が望んだのは心まで温めてくれる、ホットなコーヒーなのだ。

暖かいコーヒーが飲めるコーヒーメーカーを探そう。
インターネットにて色々調べてみたところ、エスプレッソなるものを発見!

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直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)はコンパクトで構造が簡単、材質もアルミかステンレスが多く、バーナーが使えるので、野点に最適です。

そして、ドリップ式のように落ちてくるのを待つのではなく、蒸気の圧力でコーヒー豆の間を強制的にを通すので、出来上がりが早い。

これならば、真冬でも暖かいコーヒーが飲めそうだと判断し調査の結果、格安のマキネッタを手に入れることができました。

ただ、これらは1人又は2人用で、しかも、エスプレッソの1人分は約50cc~70ccです。

従って2人用でもマグカップの半分位しかありません。

一人ならばこれでもいいのですが、2人以上になると対応できない。
しかも、6人用を使って2人分造るのは出来ない(出来るものもある)

そこで、一度に大量に作れるコーヒーメーカーをということで「ナポリターナ」を購入。



しかしこれは、エスプレッソマシンの分類のところにあったにも係らず、落下式のドリップ式に近いタイプ。
時間がかかる上に、豆の挽き方で落下速度が変わり、全然違うコーヒーになる。

やはり、屋外は普通のマキネッタが良い。

門鐘のお店に面白そうなものを発見。

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4人用とある。

直接カップに注ぐタイプなのでコンパクト。

これを衝動買いとなった。

それと、コーヒーを入れるには現在使っているプリムスP-161のようなハイカロリーバーナーは向かない。

お湯が早く湧きすぎるような気がするし、トロ火にすると炎が安定しない。

お店の方はコンパクトでハイカロリーなプリムスのP-151がお勧めでしたが、敢えてそこは、同じコンパクトタイプでもカロリーが低いギガパワー「地」を選択する。

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実際にこのマキネッタを使ってみるが、噴き出したエスプレッソがそこら中に飛び散って、汚れる。

仕方なくチタン製お茶差しを購入する。

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さらに、ガスを安価なものが使えるようにアダプターを揃える。

これで、万全か?

しかし、ここまで掛かるとベルマンのCX-25の方が簡単で安上がりだったかも知れません。

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それに荷物をコンパクト化するつもりが、そうたいして効果が無かったような気もします。