剣山妄想×3大作戦Ⅲ

妄想編の最終編

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翌日の朝は早かった(年寄りの朝は早い)



夜明けとともに目が覚めたものの、太陽の姿はない。

ただ、山中だから朝日が見えないのではなく、空も山も雲と靄に覆われている。

気温は洞窟の中のように適度にひんやりとして、滝の近くのように、空気中全体にマイナスイオンを感じる。

昨日の天気予報はくもりなのに雨、今日の天気予報は雨だから晴れだな(どんな理屈だ?)


今日は7:30に全体朝食なので、時間はたっぷりある。

昨日の宴会の片付け、厠、洗顔、やることはたくさんある。



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ひと汗掻いて朝食であるが(これがホントの朝飯前)レストランの朝食はお代わり自由である。

中にはお櫃をお代わりしている人がいた( ̄д ̄

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出発の前に恒例の撮影会、着ぐるみ隊を前に、隊長のハッスルする姿をまずは(^^

本日の予定は、べふ峡ではなく高の瀬峡である。

ここで河原に降りて水遊び、さらにスーパー林道を駆け上がって、山の家で昼食、終点は四季美谷温泉で解散となっている。

良い子は水遊びの前にトイレの用を済ませておかないと大変なことになる。

手前のゲストハウスでトイレ休憩のはずであったが、シャッターが下りている。

大丈夫か、ここで出来なければ山の家まではトイレはないはず。


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さて、河原へ下りる道はA角になっていて、下り口にトラックが留めてある(敵の罠か?)

下りはまぁまぁとしても、上りは加速を付けて登るので危険だなぁ。


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河原ではコーヒー、ミルクセーキ、スイカなど飲み物がたくさん。

先ほどより晴れ間が出てきて、ちょうど冷たいものが欲しかったが、トイレの関係で慎重にチョイスしなければならない。

まぁ、奥の手もあるが(禁句^^;


さて、ここからは戦闘訓練の時間である。

①川渡り訓練
川は水深が浅いらしいですが、石がゴロゴロしているので、走りにくそうでした。
BMWR1100GS(こんどーさん)による重量級の演技は圧巻でございました。



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ヒルクライム
法面は走行禁止です。
2名ほど挑戦し、成功するも主催者に叱責を受ける(笑)

③川渡りパン喰いゲーム・・・じゃなくて訓練
あきやんさんとご陽気にさんの主催により「川渡りパン喰いゲーム」が始まった。
時間の関係で5名。

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④ロッククライミング
くうさんのスコルバに期待が集中するも、時間の関係で実現せず?


雲行きが怪しくなってきたので、早々に次の山の家を目指さなくてはならない。




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河原からの上りは鬼門である。

石を撥ねてフロントが浮き上がり、コントロールが難しくなる。

転倒車が続出する。

なので他の人の取ったコースを参考にするために、すぐには出発しない(笑)

ちょうど中間あたりで、前後に人がいないのを確認してスタート

が、低速トルクが弱いTTRは速度が遅すぎて途中でエンスト

急な坂でエンストは立ちゴケの可能性が高くなる。

慎重に発進しなければならない。

上を見上げればainoue隊長が気合いを入れてカメラを構えている(^^;

まずい!このままでは隊長のカメラの餌食となり、屈辱の転倒シーンが全世界に配信されることとなる。

何とかしなくては。

とにかく、スピードを付けないといけないことは分っているが、発進すると再び止まる。

先ほどまで何人かサポートの人が坂道発進の支援をしていたはずだが、何故か今は誰もいない。

ここは単独、気合で切り抜けるしかない。




なんとか道に出ることが出来たが、サービス券を使って、代行運転を使った人も何人かいらっしゃったようです(そんなのあったのか?)




山の家までは特に何もなかったが、一瞬だけ大粒の雨に遭遇した。

ここでは、特大おにぎりと、みやさんの手書きの手紙と、霊験アラタカナじーまさんのお守りが全員に手渡される。


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カモフラージュ(着ぐるみ)隊はここでも子供たちに人気である。

着ぐるみがカモフラージュになってないって、ご指摘があるかもしれません。

でも、よく考えてみると、この目立ち過ぎるカモフラージュは当然、敵にも写るはず。

敵がカラフルな着ぐるみに目を奪われている間に、我々は安全に移動できるのです(って、囮かいな^^?




最後の四季美谷温泉に向かって出発するが、未舗装路は坂を下ると終わってしまう。

そこから先のスーパー林道は通行止めなので、県道295方面分岐にまわる。


一応アスファルトですが、所々破壊されているので、調子にのって走っているとエライ目にあう。



一本道ですが、たまに民家の集落がある。



道が整備されてきたところで、それらしき施設が見えるも、入り口がない。

通り過ぎたところで看板と進入口を発見する。


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点呼をし全員確認したら丁度3時、定刻となった。


それぞれ帰る人、次の目的地もある人、適当なグループに分かれて自然解散となる。

みやさん達はあきやんさんやご陽気にさんを待たないといけないので、かなり遅くなったようです。


以上長々と妄想編、お付き合いありがとうございました。



みやさんはじめ、「剣山HUG×3実行委員会」並びに協力隊、サポート隊のみなさま。

本当にお世話になりましたm(_ _)m

色々ありましたが、すべて含めて良い思い出になりそうです。

一生にそう何度もない楽しい思い出の一つになったような気がします。

また、機会があれば、いつか、どこかで(^^/~