謎の林道?その1

ライダー達に語り継がれている伝説によると、高知の早明浦ダムの遙か向こう側には誰も知らない、名前さえ付いてない林道があるという(そんなのありえないー)

いや、正確にはマップルにさえ、その名が刻まれていない不思議な林道があるそうな。

これはあの増川林道や大平林道を凌ぐ、謎に挑戦しなければならないことになるかもしれない。

「かじさこおびそ」以来の苦境に追い込まれるかもしれない。








果たして、実在するのか。







「寒風大座礼林道」←名前あるじゃん(^^;




その入口さえも地図上で特定することはできなかった( ̄д ̄;


秘境に深入りして帰りの燃料を使い果たすと、二度と下界には帰れなくなる。


装備品は必要最小限、慎重に選ばなくてはならない。


ainoue隊長はいつになく斬新で且つ大胆な計画を打ち立てた!




各隊員に次ぐ・・・

「今回の作戦は敵の迎撃をかわすために、時間を1時間繰り下げる。」


「集合場所はTNIC-SCK,時間は卯の刻三つ」

「誰にも知られないように秘密裏に集結すること。」

「そこからは、くう隊員が用意した輸送機にて第二地点に向かう。」

「よいか、これは決して費用を浮かすためじゃない!あくまで敵の目を欺く作戦なのだ」・・・(嘘^^;)


約束の時間には少し早かったが、くう隊員は輸送機に既にマシンをセットしていた(家から既に載せていたみたいです)

しかしこの輸送機は荷室の高さが1mほどある。

どうやって載せるのだ?


スコルパならば、フロントを高々と揚げてヒョイヒョイと、なんら雑作もないことであろう(でもないかな^^;)

くうさんは、我々の為に、この作業のためだけに、素晴らしいアイテムを自作されていたのだった。

木の板で出来たラダー、しかも、「HRT」のロゴ付きである。


これにより、後の二台のマシンはウィリーしながらジャンプすることなく(誰がそんな?)うまく荷台に納めることができた。


さて、この輸送機は、大型の高速巡行用で、しかも、コマンダーを三名同時に搬送できるすぐれもの。

我々の部隊の装備はハイテクだけじゃなく、かなり大掛かりとなってきている。

ただの子供のお遊びでは済まなくなってきている帰来がある。


高速道路は約57kmベテランくう隊員の操縦は乗ってて安心できる。

途中のPAで荷締めを確認するも異常なし。

ここで我々は同じHRT部隊のメンバーと遭遇したが、お互い隠密の指令を受けているので、ここでは敢えて公開しないことにする(笑)

だが、彼の行き先を聞いて我々は驚きを隠せなかった。

決して口外は出来ないが、あの悪名高き某黒森峠を通って、とある瓶が森林道を攻略するらしい。

しかも、リッターでだ。

いくら秘密作戦とはいえ、我々はタダ健闘を祈るほか無かった・・・


さぁ、我々もウカウカしてはいられない、安全を確認できればすぐに出発だ!


機内であれこれと作戦を練っているうちに第二地点に到着してしまった。



ここは以前 Riders of Caribbean (第2話:Slave mans Chest) にてkento隊員が魔物にさらわれた場所である。

あれから、はや三か月がこようとしているが、依然として彼は魔物の餌食となって蹂躙されている毎日を過ごしていると、風の便りに聞いている。

早く助け出さねばと数々の計画が打ち立てられたが、未だ不発に終わっている。


ここで、我々は輸送機を放棄し(してません)各戦闘用マシンにて攻撃目標に向かうわけである。


じゃが、今日は何かのイベントなのか?いよ西条の加茂川の河川敷にはバイクはバイクでもエンジンを隠した(っていいますか、付いてないんですけど)バイクがひしめき合っている。

派手な色合いもこれだけ集まれば、何がなんだかわからない。

どうやら、敵の撹乱戦法を受けているようだ。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3



だが我々はこのような幼稚な作戦で動揺することはない!


敵機と接触しないように輸送機を着陸させ、速やかに戦闘マシンを取り出すと、早速、目標攻撃の態勢を整えた。

「さあ!出発だ。雑魚には目をくれるな!」←失礼m(_ _)m


続く・・・