続・孤独な厨房(妄想編その1)

あれから何年が過ぎたのだろうか?
↑ほんの2、3か月のような気もしますが(^^;














































あの、一世を風靡した、孤独な厨房が帰ってまいりました。


周知のとおり、本日(9月24日)は秋分の日(振替)にもかかわらず、ゆえあって出勤である。

祝祭日の出勤日はいつもの弁当屋さんは利用しない。

近くのうどん屋さんで蕎麦を食べようと(なぜ、うどんでないのだ?)出かけたが「定休日」とあった。

ま、いいだろう。商売っ気のないところが、この地方のうどん屋アイデンティティーというか、ポリシーというか、良くも悪くもよいところでもある(何をわけわからんことを^^)


したがって、かくの如きと相成った。



今回はいつもとは一寸、ちがう・・・

何が違うかと言えば、今回漢の厨房を彩るのは袋入りでなくて、な、な、なんと















































































カップ入りのインスタントメンなのです( ̄Д ̄・・・




























































失礼しましたm(__)m




気に入った蕎麦が食べられないからといって、代替えを探すなんていうのは、いくらなんでも、蕎麦を作っている人に失礼なので?

コンビニで別のネタを仕入れることにしました。




今回は明星 
①中華そば【黒旨】
 美味しさ新発見~富山系ブラック~
 真黒なたまり醤油の濃厚スープと黒胡椒が効いた旨さ
 

②中華厨房「辣麻婆麺」
  旨辛だれがからむもちもちの中太麺
  豆板醤+唐辛子パウダー(辛さ度5段階中5)とあります。







まずは、お湯を沸かすことから始める。というのは、いつもとなんら変わることはない。



どんぶりは既に用意されているので、なんら手間もかからずいつもより簡単ではないか?という御意見もあろうと存じます。





お湯を注ぐだけじゃないか(#゚Д゚)ゴルア



ごもっともで、ございますm(__)m


しかし、漢の厨房ではそんな当たり前の簡単なことさえ、簡単には済ませません(??)




たとえば・・・


熱湯とはただ、水を沸騰させるだけなのか?



水質は?どういった赤外線エネルギーをどう使うのか?その時の気温や湿度によって影響は出ないのか?


様々な起こりうる問題点と正面から向き合わなくては、正しい熱湯は期待できないでしょう。

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で、まずは水道の水を鍋に入れ、プロパンガスに火を付ける(^^;




容器の蓋を印のところまでめくる。

この印は実は大変重要な意味を為しているに違いありません。


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おそらくはメーカーの技術者たちが研究に研究を重ねて編み出した、寸分の狂いも許されない世界がここにあると見ました。

Ⅰミリたりとも、おろそかには出来ません。


片方の爪で印を抑えつつ、慎重に蓋を?して行きます。

額に汗、数分を要するも、無事規定値内の誤差に収まったようだ=(。・д・。)フー

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蓋を開ければ中から①かやく②あとのせかやく③粉末スープ④液体スープを取り出して並べる。

最近のカップめんは複雑な製法を要するようになっているので、注意書きは必ず隅々まで目を通しておかなければならない。


保険屋の約款のように中身を確認せずに、そのまま仕舞って行くとエライ目にあう(??


何々?このうち、粉末スープとかやくのみを麺の上に乗せ、熱湯を内側の線まで注ぐ。

線はどこだ?

これを見失って例え1ミリでも誤差が生じると、出来上がりの味に大きな影響が出るのは明白である。

お湯が少なかったので、心配したが僅かにしたのラインで収まったので、良しとしよう。


蓋をしてその上に残った液体スープとアトノセカヤクで重しをする。

慣れたもんだ。









所要時間は5分とある。


最近のインスタントは3分でなく5分というのがトレンドのようである。

何事も急いてはいけない。


現代人にはゆとりが必要ということであろうか?





そうこうしているうちに時間だ。

えーっと、スープが先か?アトノセカヤクが先か?


スープが先のようだ。


どちらでも良いなんてB型の思考はここでは通用しないだろう。


ちゃんと順番を守らなくては、世の中ルール無視が多すぎる!

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出来上がりは、やたら黒い。

醤油は豆の匂いがするような。

麺はモチモチの田舎そばのようで好みである。

次の「辣麻婆麺」が期待される。






後半へ...