孤独な厨房Ⅲ(前篇)
あの、大好評の(嘘です)久しぶりの漢の料理である。
今日は休日の、しかも、台風の中、出勤である。
事務所にはわたし一人しかいないのである。
休みには私一人のために弁当は配達されない。
したがって、何を食べるも自由である。
今日は焼きそばが食べたかったので、近くのスーパーで調達した。
焼きそばの隣に懐かしいものがあったのでこれも、次いでに買うことにした。
インスタントの焼きそばは何故か昔から好きで、本来は2個買うつもりであったが、今回は「辛ラーメン」が目についたので思わず手を出してしまった。
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まぁ、同じ物を2つ食べるより違う物の方が食が進むかもしれない。
焼きそばは何度もこしらえたことがあるので、いまさら説明書きを読む必要はない ̄‥ ̄)=3 フン
まずは100円ショップで買った鍋に水を入れ・・・沸かす(コレ当たり前)
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この鍋はどうみてもボールに取っ手を付けただけにしかみえないが。しかも、柄がグラグラで危なっかしいので、木ねじで固定し、さらに、耐熱パテで固着させている(ここでも、普段のカスタムの技術が生きている・・・大袈裟)
ここでフト袋に目をやると「大盛り」1.5倍とあるのが目についた (゚ω゚)(。_。)
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もし、これを2個買っていたら1,5倍×2=3倍!!!
という、憂き目に合うところであった( ̄‥ ̄)
間一髪というものである(しかし、それでも、厳しいかも)
割り箸を用意する。日本の麺類はやっぱり割り箸がよく似合う(コレ常識・・・かどうかはしらないが^^;)
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お湯が沸くまで暇なので、別に必要はないが一応、能書きに目をやる。
「お好みにより、傷めた・・・いや、炒めたキャベツやエビを咥えて・・・でなくて加えていただきますといっそう美味しく・・・。」
だが、ここは男の厨房である。そんなものはない!
チャラチャラした具は本来の味を妨げるものだヾ(`・ω・´)ノ
したがって、割愛する(笑)
お湯が沸いたが、さすが1.5倍の麺は大きすぎて鍋に入らない。
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はみ出た部分にコンロの火がかかって焦げてしまった( ̄д ̄;
が、これは一見失敗のようで計画されたことなのだ。
麺に焦げ目がつくと風味がます・・・と、なにかに書いてあった・・・ような気がする(・・ゞ
粉末ソースと青のりを用意する。
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今までの豊富な経験からだがお話させてもらうと、よくこの青のりを忘れてしまうので気をつけなくてはならない。
これがあるとないのでは風味というやつに雲泥の差がでてくる。
水分がなくなるのを待たずに、麺が柔らかくなったところで鍋をコンロから外して、余分なお湯を切る。(これが名人のコツ・・・ノートすること)
そして再びコンロに掛ける時に火を緩め、粉末ソースを入れてかき混ぜるのだが、写真を撮るのに気を取られて少しだけこぼしてしまった。
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ここでキッチンをキチンと片付けないと後で女子社員共(いや、差別用語になるから女性社員達・・・だな)に吊る仕上げを喰らうのは明白だ(ーoー)y~~~
おっと、そうこうしているうちに麺が柔らかくなりすぎだ!!!
が、とりあえず完成。(なにか忘れているような気もするが)
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艶のないプリプリというかプルプルのコシ腰のない麺だが、無類の麺好きのわたしにとっては、さほど苦ではない( ̄へ ̄)フン
しかし、予想以上に腹が膨れてしまったような気もする。
後の辛ラーメンが辛くなるかもしれない(汗)
後半に続く・・・