ドロ、ファイター

BMWオーナーズ部隊より、半日ほどの予定で林道アタックツーリングに参加するように要請があったのは2月の上旬でありました。

お天気のサイクルもよく、当日は雨が降らないであろうと確信があったので、即座に参加表明をしたが、今回初めてなので、行動パターンが読めないでいました。

受信された文書を読み返すと

「・・・林道アタック・・・?」

「・・・途中Uターンの可能性あり・・・?」

廃道ツーリング?

ゲロアタック?

アタックという言葉が妙に引っ掛かる。

BMWオーナーズクラブなのにBMWは2台だけであとは250ccクラスのオフ車だそうです。


かくして、当日は予定の時刻より3時間も早く目が覚めてしまいました。

ゆっくりと着替えや準備をしましたが、それでもまだ2時間以上ある。

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本番前に練習に行き、初対面の皆様の迷惑にならないようにしようと思ったのが大きな間違いでした。

待ち合わせのRoadStationSoltBayから上西方面に上り、HarpSouth林道、Boar林道の下りへと、練習用にはもってこいであります。

しかし、Boar林道(別名ColtRoad)はきつかったです(が、実はこれが後で役に立ったとは)

雨にえぐられ、枯葉で路面状況がつかみにくい。

練習で、転倒、リタイヤなんてのは様にならない。

それより、待ち合わせの時間は大丈夫なのか?

EverGreenOakFieldから待ち合わせ場所まで45分を切っている( ̄д ̄」

おニューのAC10はアスファルトではフロントもリヤもヨレヨレなのです。

時間的にはギリギリで連絡のメールを打てば明らかに遅れる。

国道に出たところで、見たことのあるお方がKTMに乗っておられる。

BMWR1150GSのオーナーのはずですが、きっと今回のメンバーに違いない。

ってことは、なんとか遅刻せずに行けそうです。

5分前に到着しましたが、全員揃っておりました(笑)

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今回はBMWG650Challenge,BMWG450,KTM250,CRMar,Djebel,そして僕のTTRの6台です。

先行がBMW650なので、ちょっと安心?

よもや、道でないところへは行くまい(と、タカを括る^^)

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山に上がる前にラーメンを食べる。

近くの赤い橋のたもとにRestというJapanese styleのRestaurantがある。

そこのラーメンが美味しいのです。

チャーシューでなくカシワが入っている。

にんにくをいれるとさらに風味が増すようですが、敢えて入れなかったです。

力が付いたところで、本番開始です。


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いきなり脇道ですが、枯葉が雪の如く積もって、どこが道だか分らない。

ハンドルをとられフォーだい、下はぬかるみらしくフロントが滑る。

自称初心者の皆様、普通に走っている。

後からはベテランのBMW450がシンガリ(脱走兵を見張ってる?)

行くしかない。

最初のアタックは、何事もなく終了。

2度目のアタックは更に道幅が狭く、谷を見て走ると危険(吸い込まれそうになる)

坂でタイトなコーナーは切り返しをすると足が届かないので、一発で曲がらないといけない。

前を行くみなさんはワザとなのかどうか、全体に横滑りをしながら器用に曲がって行ってます。

水たまりが深く、文字通りマシンもブーツもドロドロになっている。

3本目のアタックで先頭のG650がエンジン停止。

二度と掛かることはなかった。

下りの坂ですぐに出口だったので助かったようです。

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続く?