剣山妄想×3大作戦

初めて参加しました、剣山シリーズ


ちょっとだけ妄想編
















「やはり、行かねばなるまいて」

HRT極東方面統括兼第六管区司令官ainoue中将は、病床から重い体を引きずりだしていた。



「剣山HUG×3決戦」は、もう明日に迫っていたのだ。

思えば、打ち合わせ、偵察の報告を受け作戦会議、装備の検討、調達、HRT部隊の訓練指導等あわただしく毎日が過ぎていった。

疲労が高じて、つい病床に伏したのが今から1週間前、医者の許可はまだ取り付けていない。

いや、正式な許可など出ないであろう。

だが、準備は完璧なはずだ。

気になるのは、今回の行軍は旅団編成となる。

事前訓練は全員には行き渡らなかった。

ここは作戦内容を縮小しても、司令官が参加せねば、相手は「剣山」である。

長期戦(1泊2日)では何が起こるかわからない。

司令官不在で出撃すれば、予期せぬ攻撃を受け、部隊の全滅という憂き目も覚悟しなければならないであろう。

病室からは少し離れた無線室から、全国(香川限定)のHRT隊員に暗号化された(??)無線が飛ぶ。

「全隊員に告ぐ、明日の剣山総攻撃参加に関しては作戦を変更する」

「Hikaru隊員とはるよし隊員は岡山本隊とともに基本的に従来の作戦行動を取ってくれ」

「ただし、突入部隊となるA班は前半、私が不在となる。岡山本隊きび団子隊のMIYA少佐が代わって指揮をとられるはずなので、はるよし隊員はサポートをよろしく頼む。」

「わたしは、くう隊員とともにC130輸送機に乗り込み、反対側から敵の背後に回る。第2地点で合流する予定だ。」

「各々健闘を祈る」








かくして世紀の大作戦はその全容が明らかにされようとしていた(秘密だったのか?)

























9月13日午前4時、まだ辺りは暗い。

前日の夜中に降った雨は小康状態ではあるが、太陽がその姿を現わす気配はない。

今回の大作戦の中心となる岡山きび団子隊の本隊は上陸艇を使うはずなので、支援に向かわなければならない。

必要装備は前夜に準備できているのであとはTTRに積み込むだけだ。

が、大きい!過剰積載だ!

結局1/3の積み残しが出た(うそ)

初めての旅団編成(キャンプ)なのであれこれと不要なものをそろえ過ぎたようだ。

気がつけば部屋中の雑貨を詰め込もうとしていた(^^;

取り急ぎ必要最小限の荷物を積み、岡山本隊が上陸しそうな場所の近くで物陰に隠れて(何故隠れる?)息を潜めてただひたすら待つ。


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だが、そこに現れたのはなんと、今回の作戦ではサポートの後方支援に回ったkento隊員(ジェベル)と2隻の旗艦のうちの戦艦YAMANEKO(パジェロ)の艦長山猫大佐であった。

すいません、もう御一方、新型セローに乗られている方、女性戦士ワルキューレの化身?

山猫大佐「HRT隊の方ですね。ご苦労様です。」

山猫大佐は腰が低く、面倒見が良さそうな人である。


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ほどなくして上陸艇が接岸?された。

中からは10台以上の戦闘機(そんなに居たのか?)が展開し、瞬く間に出発の体制が整ってしまった。

流石、きび団子隊、応援部隊も含めてうまくとりまとめられている。

YAMANEKO艦とあきやん機(XR)、ご陽気に機(KLX)は本日、攻略すべき第2地点に先制の爆撃を敢行するため(弁当の手配)別ルートとなる。

MIYA少佐より第1地点までの案内を仰せつかった。

出発間際になって、大粒の雨。

予期せぬことはないが、出来ればハズれてもらいたかった。

全員雨具の着用命令が出される。

ルートは出来るだけ単純で、しかも、攻撃を受けにくい(交通量が少なく渋滞がない)ルートを選定しなくてなならない。

友軍である、Hikaru隊はここから少し離れた、大型上陸艇の到着地から、遠方の部隊を案内して既に出発しているようだ。

MIYA少佐には先方隊より雨脚が強くなってきている旨の報告が受電されているようだ。

こちらも時間がない、第1地点は9時の予定だが、すでに7時半をまわっている。

通常で2時間かかる、急がねば。

昨夜、Hikaru隊員と無電でルートの打ち合わせをしていた。

道幅が広く、曲がりが少なく、シグナルの数も少ないので、今回の行軍には最適な県道10号線を使うのだが、いずれは国道に出なければならない。

そこから、どうするか?

国道に出れば交通量が増え、車線が減り、シグナルが増える。

雨さえ降ってなければ、そのまま山に迂回できるのだが、今日は無理であろう。

このルートで部隊を消耗させるわけにはいかない、安全策を取ることになっていた。

雨の中を制限速度ギリギリ(いや、一瞬超える?いやいや、ちょっとだけ^^)

それでも、待ち合わせ場所の第1地点には到着が30分遅れてしまった。







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ここには40台ほど終結しているはずだ(詳細は他ブログで・・・手抜き^^;)


先着のHikaruさん、syayanon御大とgsyさん、それにダカールtakeさんなどの常連さんも。

コンビニの駐車場はかなり広いが半分ほど占領してしまっている。

雨は上がっているようにみえたが、山間部の雲行きはあやしい。

ここでは4つの部隊に分かれる。

第3だか第4部隊の一部の隊員にはには敵の目を眩ます為のカモフラージュ(着ぐるみ)が装着される。

しかしながら、このカモフラージュは目立ち過ぎる!

コンビニの一般の客から記念撮影を申し込まれていた。


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それはそれとして、MIYA少佐はあきやん機と連絡が取れたようで、第2地点の爆撃の準備は整いつつあった。

すぐに出発だ。

しばらく降雨はないだろう、雨具は捨てて(いや、捨ててません)軽装で出撃する。

第1地点から第2地点に突入するための中継地点までは川沿いの信号の少ない県道である。

良いペースで走れる。

が、晴れてきて止まっていると暑いくらい(いや、暑い)

スーパー林道起点(終点)で、記念撮影。

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ここからは第2地点までフリー走行、途中で一気に数台の猛者に抜かれてしまう( ̄◇ ̄;

起点からの道は初めてですが、スーパー林道のフラットなイメージでなくて、坂とガレ場が多いのは意外でした。

我がHRTの御大syayanon元帥(f650)が心配でしたが、無事に到着されていたようでした。

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無事全員でもって第2地点の攻略は成功した。

ainoue隊長、くうさん、HRTのメンバーは全員無事にそろったことになる。

ん?船着場で別れたはずのkento隊員も第2ミッションの時間をやり繰りして、全員が集うこの場所まで差し入れを持って応援に来てくれたのであった。

全員の無事を確認した後、彼は去っていった。

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