パリ・ダカール・エアーズロック
2008年3月8日9:13
作戦会議は紛糾していた。
HRT総司令官ainoue中将は苦渋の決断を強いられることとなった。
「アルプス越えを敢行する!」
議場は一瞬静まり返った。
「隊長!この時期、まだまだ危険と思われますが?」
「勝算はあるのでつか?」
様々な意見、質問が飛び交う。
が、これは最高責任者が下した判断なのだ!
そうと決まれば装備品の確認だ。
今回よりHRTは新メンバーが参加する。
もう既に、隊長による特訓を無事にクリアし、即戦力が期待される「くう隊員」である。
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彼の最新鋭機の走破能力は我々の旧式マシンを遥かに凌ぐことは、既に実証済みである。
うかうかしていると、先を越されてしまう。
kento隊員、くれぐれもご油断召されるな!
先ほど最重要防御アイテムであるヘルメットをチェックしていて、驚いた。
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前回の作戦に使用した「HRTステッカー」がまだ、貼付されたまま残っていたのだ(^〇^;
危ない危ない、急いで剥がしたが、当然うまく行かず残ってしまった(汗;)
おっと!装備品だった(^^;
食糧は仮作戦本部(ローソン)の倉庫から必要なものは調達できる。
水よし!スコップよし(要るのか?)エアポンプよし!エマージェンシーツールよし!
ん?隊長の連絡版にバーナーは標準装備とあったが、あれはなんのことだろう?
出発時に搭載するべきか否か迷った挙句、持ってこなかった。
が、くう隊員によれば「当然あるべき物という意味じゃないですか?」
隊長に確認する。
「昼食時に必要ですが、今後HRTに標準搭載するアイテムのひとつです。」
おぉ!なんてこった( ̄д ̄;
要らんものたくさん持ってきて、肝心なものを持ってこなかったなんて!
仕方ない、今回は隊長の持参したバーナーで凌ぐしかなくなった。
くう隊員も次回から搭載するようです。
今回もkento隊員は途中から離脱するために、アルプス越えが無事完了するまで、護衛機として参加することになった。
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が、やはり予想したとおり、まだアルプス越えは無理だったか?
が、隊長はあきらめなかった。
このルートを通らなければ敵を背後から突くことが出来ない(そうなんですか?)
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上りきってみればなんてことはない。
空は晴れ、気温は14℃前後(体感)
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眺めはよし!
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ただし、靴はドロドロ(^^
ん、看板がある?
何々?ハングライダー?
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おぉ!そうか!
ここは敵のスパイの発信基地であったか?
そうか、そうとわかればウカウカしておれない。
さらに奥に進み、遂に我々は山頂に敵の無線発信基地を突き止めた(ただのDocomoのアンテナだったりして^^;)
本日の最重要任務を果たしたので、小休止。
昼食とする。
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が、その帰り、引き上げる我々に敵の迫撃弾が迫ってくる!
松の木が目の前で倒れ、くう隊員は間一髪!これを交わす。
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続く・・・