救援隊（前篇）

土曜日の特訓の成果を試そうと日曜日は遠出することにしました。
前日は９時すぎに就寝、睡眠時間は充分です。
が、朝６時に起床の予定が、起きたのは８時半（寝ずぎです）

行く先は昨晩、寝る前まで迷っていました。
今回の目標はロックスターで寒風山か、ＤＴ１２５Ｒで林道か。
朝の時点で林道であることはほぼ、決めていましたが、目的地は２通り。
第１拠点、物部村。第２拠点を千本谷林道まで遠征するか。
途中の通過点を大歩危、落合峠、黒沢湿原のいずれかを検討したが、落合峠とする。

塩江街道を南下し、鮎滝で国道３７７号線をそのままでは芸がないし、クルマの往来が多い道はハッキリ言って避けたい。
枌所を県道３８号に国道４３８号線に出て琴南町の「谷川米穀店」を県道１０８号線にて土器川源流まで行き、徳島県に突入する。
ここのつづら折りは半端ではない。

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山の頂上から振り子のように右、左と繰り返しターンしながら一気に下りる感じで、気圧の差で耳鳴りを通り越して頭が痛くなるほどである。
ナビの表示も細かいところで複雑にジグザグを繰り返すのでおかしくなって、何度もリルートを繰り返している。
徳島道（高速道路）の下をくぐるあたりから、道が平面的になり本来のルーティングを取り戻したようだ。

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国道１９２号線にでてから、休憩。
朝食のおにぎりと、あと昼食用のパンと水を確保した。

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国道１９２号線（伊予街道）は徳島市→池田町までは、ほぼ直線の広い道路、池田から川之江までは一部ワィンディングがあるも、快適な範囲ではある。
が、今回はこの道路は数キロ走っただけで、左折し山に向かって進路を取る。

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棧敷峠、松尾川ダムまでの道も結構険しかったが、落合峠は道の両脇に熊笹が生息する高度に達している。
好天にかかわらず、寒い！

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頂上に近い場所なので見晴らしがいいので、写真を撮るために止まったがオフ車の集団がいました。
リーダーはＢＭＷＲ１００ＧＳ？
僕より年長さん（幼稚園じゃないって）と思われる紳士の方でしたが、若い人たちを引率しておりました。

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大体は２５０ｃｃクラスのオフ車ですが２Ｓｔが何台か混ざっており、またオフブーツにモトパンという完璧ないで達の方もおり、かなり戦闘的な集団である。
が、行く先を訪ねれば、早明浦ダム方面だそうです。
？あまり、ダートは無いような気がするが？
とは思いましたが、まぁ、いいや。

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下りをのんびり流していると、先ほどのオフ車の大群が追い付いてきたので、道を譲り先行していただきました。
着いたり離れたり、対向したり、追いついたり、この人たちとは結局京柱峠まで一緒でした。

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国道４３８号線の落合小学校近辺は崩落で通行止めでしたので、迂回路を探してウロウロ。
ようやく、かずら橋に分岐する地点まで出ましたが、予定ではこの辺りで給油のつもりでおりました。
ガソリンスタンドはどこだ？お土産を売っていた３人の女性（近所のおばさん風）に尋ねましたが、ここの部落のＧＳは閉まっているそうです。
丁度お昼時でしたので「そばを食べて行かんかね？」と勧められましたが、既に食料は確保済みでしたので、丁重にお断りをした。

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京柱峠で、オフ車軍団とは行動を別とし、一人林道に突入して行きました。
ここから、県道４９号線までの道は完全な林道で、しかも、ダート、ぬかるみ、深い砂利、何でもありです。
距離的には１０ｋｍくらいですが、走りごたえはあります。

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林道が終わって県道４８号に出たところは駐車場があってトイレも完備されている。
登山の人たちが利用するようで、ここに来た人たちは皆さん、気軽に挨拶を交わしていて、感じがいい。

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ここでモグモグと昼食。

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ここからは県道は物部川に沿って下り、国号１９５号線に出たところが、最初の目的地でした。

後半へ続く・・・