孤独な探検隊Ⅰ－２（妄想編）
さて、予定通り、日曜日は林道探検であるが、目が覚めたのは９時過ぎ（￣◇￣；
ふふふ、秋の夜長とはよく言ったもんだぜ←ただの寝坊じゃないのか？
が、空は一面どんよりと、何時雨が降り出してもおかしくない雰囲気（が、何故か降りそうにない・・・意味不明）
最近は先週のように、晴れてても、雨が降る（お天道様と天気予報は当てにならない、頼れるのは己の直感だけなのだ・・・ウソ）
北方からは、乾いた風？これは何を意味するのか？
果たして今日は晴れなのか？雨なのか？慎重に考えているうちに昼が来てしまった（＾＾；
空は半分は曇り、残りはうろこ雲。けっして良い天気ではないが、なぜか今日は降らない気がしてきた。
となれば、当然出発だ。が、We have no time （合ってるか？？）遠方へは行けない。
県内でないと無理でしょう。
が、航続距離の短い2サイクル単発機、たとえ近距離作戦とは言え、予備のガソリンは欠かせない。
人里から離れた山の中でのガス欠は命取りとなる。
攻撃目標（いつから、攻撃になった？）はと言うと、前にＢＭＷのディラーで、お客さんに千足ダムの周りがダートになっていると聞いていたので、そこにしよう。
なにか期待はずれの予感もするが、偵察も兼ねている。
進路は東、国道１１号線は伏兵（クルマ）が多いので、いつものように山を通り敵の背後を突く奇襲作戦とする（卑怯者・・・笑）
白鳥から、引田まで国道、県道に乗り換え、たしか馬宿川を上ればいいんだ。
多少遠回りではあるが、隠密にことを運ぶには的確な手段ではある（誰に隠すのか？）
千足ダムはすぐに発見できたが、なるほど、ダムの周りの道は舗装していないし、ちょっとした距離はありそうだ（でもなかった＾＾）
が、しかし！
ダムから更に奥に抜ける道があったのだ！
ふふふ、こんなところに隠れていたとは・・・（誰が？）
千足林道（だったかどうか？忘れた＾＾）
早速、攻撃開始、突入だ！って、道があるのか？？？
むむっ！草ぼうぼうで、路面が見えない。
ここは最近、クルマの通った痕がない！
というか、通れる状態ではない。
いくつもの垂れ枝による迫撃砲、蜘蛛の巣の地雷攻撃による抵抗を受けながらも、最後は倒木＆がけ崩れの土石を盛り上げたトーチカが我らの行く手を阻んでいる。
援護射撃なしでこれ以上の深追いは禁物である。
孫子の兵法「敵を知り、己を知り、地の利を生かせば百戦危うからず。」
情報が少ない敵地での、単独行動はあまりにも危険が多い。
「三十六計逃げるにしかず。」ここは退散である(笑）
転身の後、西谷方面とあったので、そちらへ目標を変更する。
こちらは、木を切り倒した跡があってそこそこ整備されていたように見えたので、全力で突き進んでいったが、最後は人が歩くだけの道となり、断念。
だが、これは決して、退却したのではない、そこに敵（道）が居なかったのだ？？？
再び引き返し、敵の要塞（ダムの管理事務所）の前を過ぎると、なにやら、ある（笑）
トイレと東屋とバーベキューが出来る屋根付きの施設。
誰が何時使うのか？誰の所有か全く分からないが、大規模で本格的な施設である。
敵の罠か？←ありえない（笑）
楽しい宴の痕がなにやら、夏の終わりを告げているような、淋しそうな情緒が窺える。
暫く休憩をして、過ぎ去った夏の余韻に浸ることにしよう（妄想モードというより瞑想モードに突入か？）
でも、夏の余韻にしては暑すぎる！
暑さで動悸が激しく、呼吸困難になり、休憩をしている方が息切れしそうである（大袈裟です）
そして、あとは下に下りてダムの全容をカメラに収め、情報収集の後、一旦作戦終了とする。
が、期間途中、振り返ると気になる標識、川股池？
徳島県には抜けられないとあるが、いったい！
我々の情報には無い（￣д￣
が、なにやら野生の感というヤツ閃いた気がした。
作戦変更だ！行ってみよう￣ー￣）ニヤリッ
「ピーピー・・・ガーガー・・・。作戦本部・・・応答願います。ドゾッ！」
「ピーピー・・、こちら、作戦本部・・・ザザッ。」
「ザザッ、ただいま、敵の逃亡先と思われる、新たな目標発見！これより・・・ピーピー、ガガガー・・作戦を変更して調査・追撃を開始します・・・ザザッ。」
「ガーガー・・・了解・・・ザザッ。お気を付けて・・・ピピッ。」
その3に続く（笑）
