プチリン大作戦!(妄想編)

・・・・・前篇より

プチリン大作戦(後編)

kentoさん風に前回のあらすじを(^^;





とある日曜日、普段の仕事の疲れから午前中ダラダラを決め込んでいたチキンファイターだが、世界平和のため意を決して林道アタックに出撃したのであった。



ところが、山に入って林道に入った途端、にわか雨攻撃に遭遇し、こともあろうにホウホウのテイで逃げ帰っってしまった。



が、このまま引き下がるわけにはいかない。




再度作戦を敢行するべく、目標を変えて出発。



見事竜王山ルートを制覇し、意気揚々と引き揚げる途中、そこで、見たものとは・・・



ここからさらに妄想モードがヒートアップしております。





















みごと竜王林道を制覇したチキンファイター隊(ほかに誰かいるのか?)は、県道154号を曲がったところで、川の向こう側に不思議な建物を発見する。


柏原分校(廃校)のような雰囲気だが、まだ使われているようにも見える。



だが、人っ子一人いないようだ。




もしや敵が潜んでいるかもしれない。。。




早速探検を開始する(林道アタックじゃないのか?)



いきなり校庭の中に入って敵の待ち伏せにあってはかなわんので、まずは目の前の道路にマシンを停車させる。



が、写真を撮るには狭すぎる。



川に降りて行けば良いアングルになるかもしれないのでヘルメットを被ったまま、この炎天下を河原まで歩いて行く。




河原から照準を合せるも、マダマダ距離は足りない。






どうするか?







川の中を見ると流れの中に所々大きな石が頭を見せている。



これしかない。


ゴツいオフブーツを履いたままヒョコタンヒョコタンと源義経八艘飛びの如く身軽に石から石へ変幻自在・・・(嘘です)




まかり間違って落水すれば、このまま一気に内場のダムまで流されてしまうかもという、大変なリスクだ(謎)



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危険を冒しながらも激流の(いつのまに激流になった?)の真ん中から、校舎の全容の確保に成功する。





さて、これから敵の核心を突くため恐る恐る、用心深くそれでいて大胆にも、、、校庭に侵入だ(怪しい人)







校舎や事務室には生活反応はあるが、人の気配はない。





なんてことだぁー!助けに来るのが遅かったのか( ̄  ̄!)←(救助に来たのか?)







誰もいないようなのでDT125Rを校庭に入れることにするが、気付かれないように念には念を入れ、エンジンを掛けずに押して入る。






証拠写真さえ撮ればこっちのものだ。




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どうやら、此処は分校とか廃校とかでなく保育所であったことが、後の綿密な調査の結果判明した。





夏休みで誰もいないのであろう(っていうか、日曜日だし)







さすが、この辺りはカントリーというか、あまり、用心がされていないというか、校庭と道路の境界がない。



近所の人が誰でも気軽に出入りできる状態にある。


地域に密着した行政というのはこういうことを言うのだろう(関係ないとは思うが)






無事、ミッション(何がしたかったのかよくわからんが)を終えたので、次なる目標へ。






というのは、この県道はナビによると途中で消滅している。


県道が消滅するなんて常識ではありえないことだ。






きっと、なにか理由があるはずだ。



そこには重大な事実が隠されているかもしれない。





我々(?)の使命としては、そこを、是非!突き止めなければならない。





県道154号はクネクネな道ではあるが路面は整備され、ソコソコのペースで走れる。




が、県道の終焉に近づくにつれ、生い茂る木々に光を遮られ、暗く狭く、濡れて荒れた路面が行く手を阻む。





ナビは時々衛星を見失うようだ。





こっ、これが秘境というものなのか! ̄Д ̄;






やがて県道は終わり、枯れ草や苔が堆積する林道が、その本性を現し始めた。


だが、まだまだダートではない。


当然のごとく、かまわずに突き進む。




が、数キロ走ったところで敢え無く通行止めの看板&ロープ。



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残念ながら、そこからさきは敵の陣地となる。


でも、おいそれと引き下がるわけにはいかないので、ロープの近くまで進んでシャッターストロボ攻撃を仕掛ける。




攻撃は数分を要したが、我々の今回の目的はここまで。



深追いはしないというのが武将の心得というものである。



そそくさと引き返す。




この時点で、燃料の残りは半分以上、まだまだ余裕がある。



ふと、標識をみると「美合・下切」と案内がでている。



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美合は琴南方面、下切は今日さきほど卑怯にもにわか雨攻撃を喰らって為す術もなく無念にも退却してしまった、存念の残る曰くつきの場所である。


これは一番!積年の恨みを晴らさねば。




進路を左にとるのだっ!











勢いよく生い茂った雑草の山道をいくつも上がっては下り、遂に出てきた!





おぉ!目の前に広がるは「塩江琴南林道」に連絡する戸石ルート。





早速、突撃開始だぁ!第一ルートは本日2回目ですが、難なくクリア。





迂回路を降り、マウンテンドームを通り越し、第二ルートに行くのが通常ですが、今回は別ルートから、攻撃を仕掛ける作戦をとる。





逸る気持ちを抑え、あわてずに慎重に、このまま柏原渓谷を西へと進むが、今日はやたらファミリーが多い。




高級ミニバンが道の両脇に停めてあり、水着を着た子供たちが現れては、ピョンピョン飛び跳ねながら、いずこかへ消えてゆく。




道はバーベキューの匂いが充満している。



彼らには先ほどのにわか雨攻撃なんぞは通用しなかったようだ。



おぉ!おそるべし、ファミリー軍団! ...° O° ;)






バンガロー地区を過ぎると小さな橋があり、そこが侵入口のポイントである。






だが、ここでも左右安全確認は常識。





美しい渓流に並行して走ってゆくが、道はすぐに荒れ放題となり、木の枝、倒木、雑草、垂れ下った弦、巨大な石ころ、切れ溝に水たまり。









チキンファイター隊を嘲笑うかのように、ありとあらゆる手段に撃って出てくる。



なんということだ!人を容易に近づけようとしない大自然は、あの、一世を風靡したプリンススカイラインさえも、時代の藻屑と変え、草木の中に取り込んでしまい、同化させようとしているのかっ!



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ここでは決して立ち止まってはいけないのだ (°O° ;)





スタンディングポジションをとったり、タイトな急坂のコーナーでは人力も必要となる。



フロントが浮き上がったり、リヤタイヤが暴れたり、時にはあの軽量なDT125Rでさえもスタックしてしまうが、ただひたすらに耐えなければならない。
(単にテクニックの問題かもしれない^^;)









実に最高に楽しいルートだ。




だが、あまり真剣にファイトに没頭したため、画像が無い。





この道を登りきったところが「塩江琴南林道」の終点の近くになる。






ナビにルートを表すことはできないが、位置関係は分かるので、ここは左折だ。





ほどなく、本日4(5?)番目の攻撃目標に到達するが、、、「其の疾(はや)きことは風のごとく」(風林火山)、、、間髪入れず奇襲作戦にでる。





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もう何回か訪れているが、近くにあって中々ここの景色はいい雰囲気である。








願わくば無駄な税金をかけて、アスファルトやコンクリート等で環境破壊をせずに、自然な美しさを堅持していただきたい。






話は元に戻るが、それでも、やはり、降雨により道はぬかるんで、予断を許されない状況ではある。



水たまりを避けきれずに泥水の地雷攻撃に会うこと数回。





ぬかるみさえなければあとは道は引き締まっており、初心者向けのコースではあると思う。



それに尾根道ではあるが、険しくなく他の林道のように恐怖はあまり、感じない。




ただ、時々対向車はあるので、思い切り走り抜けるわけにはいかないだろう。




あくまで、コーナーは徐行、安全運転はチキンファイターの最大戦略でもある。








夕刻、すべての作戦は終了した。





友軍に損傷なし。





只今から帰還いたします( ̄Θ ̄ゞ












「ラジャ!」←誰だ?










ーーーーーー完ーーーーーー