も一つスーパー林道（後編）
やっとたどり着いたスーパー林道でしたが、今日は期待通り黄砂によって霞む山々を見ることができました。
第１ルート（勝手に命名していますが、神山町のルート）だけにする予定でしたが、以外と距離が短く（でも、ないかも）早めに県道２５３（前回のスーパー林道の侵入口、国道１９３号線）に到達してしまったので、調子に乗って続きを行くことにしました。
確か、林道の出口の国道１９５号線、那賀町のスタンドは情報では日曜日も開いていて、そこで給油すれば帰りも燃料切れの心配はない。（ハズ）
意気揚々と第２ルート（これも勝手に命名、残りの高の瀬峡を経由して国道１９５号線までのルート）に突入しました。
タイヤが違うせいか、前のように超低速でもフロントタイヤがスリップしてしまうことは少なくなったような気が。
ただ、スピードは例によって、あまり変わりません（原付の制限速度近辺です＾＾；）
入口付近は路面が固まっているので割と走りやすいですが、奥に行けば深い轍の中に砂利が溜まってたりしてて、スピードを落とさずに突っ込むと難儀します。
なんでもないように見えるが走りにくかったり、ガレているように見えるが意外と走れたり、よくわかりません。
今回は鹿さんにはお目にかかれませんでしたが、よく肥えたタヌキどんがおりましたです。
５，６匹くらい見ましたが、動きが速くてすぐに茂みや溝の中に逃げてしまうので画像はありません。
慎重に走っていましたが、真中どころでエンジンのフケが悪くなりエンストしそうになったので、ギヤを落として回転を上げて走るようにしましたが、今一つです。
低速のトルクが失われているような感じ。
しかも、無理やり回転を上げても、まわるには、廻るが不安定な気がする。気圧のせいかなと思ったのですが、前回はそんなことはなかったし。
でも、なんとか高の瀬峡を通過し、国道に出ることが出来ました。
お昼を回ってたので腹が減ってたのと喉が渇いていましたが、まずはガソリンの補給です。
左折したところにあるはずと暫く走りましたが、以外と遠いのですね。
ありました！○ネオス（＾◇＾；）
って、閉まっているじゃないですかｶﾞ━━Σ(ﾟДﾟ|||)━━ﾝ!! （何処の情報でしたっけ？）
まずい！徳島市まで１００ｋｍとありますが、どうでしょうか。林道と違って集落はいくつかあるでしょうが。
日曜日なのでこのルートですとガソリンスタンドが開いている保障（可能性）はないことはないにしても、うまくそんなルートを通れるかどうか。
前回に続いて、またまた燃料切れのリスクを負ってしまいました。エンジンもヘンだし（＾＾；
幸いにも今回もガソリンの予備を２リットル、ヒップバッグに積んでおります。
少々リスクはありますが、現在の走行距離は給油から１００ｋｍ、このまま引き返しても、すぐに予備タンクとはならないでしょう。
予備タンクが１．８リットル、ヒップバッグに２リットル、合計３．８リットル。
ダートでの燃費がリッターあたり１５ｋｍとして、予備タンクに切り替えてから５７ｋｍは走れる。
今までに最悪６リットル消費しているはずなので、残り４リットル以上あるはずなので、余程のトラブルがなければ生還は可能でしょう。
となれば、無駄な時間と燃料を消費するわけにはいかない。
もう、とっくにお昼をまわっているので、暗くならないうちに少なくとも林道部分は抜けていないと（って、余裕で帰れるはずですが、トラブルがあるといけないので）
帰りに何故か「熊に注意」の看板に気がつく。￣▽￣
!!暗くならないうちに早く帰ろう。
!!暗くならないうちに早く帰ろう。
昼食は抜き、飲み物もない。この辺りはコンビニも自動販売機も簡単には見つからない。
最初はエンジンの調子は戻っていたと思われるのですが、中間点と思われるところで、再びエンジンが吹きあがらなくなる。
ここで、エンジントラブルですと、携帯電話の電波も届かないし、めったに通らない通りがかりの人さまのお助けにすがるしかない。
段々とひどくなる一方で、低速の力がなくなる、排気側からパチパチと異音がする。走行中にかかわらず遂にエンジン停止。
止まってから暫らく考えてみるが、結論出ず、とりあえず燃料を予備に切り替えたところ、エンジンはかかった。
燃料切れが原因の一つだったようです。
相変わらず不安定な状態ですが、なんとか止まらずに走れてはいます。
何台かのグループとすれ違いましたが、Ｆ６５０はすごいと思います。
あまり、ダートを走っているって、雰囲気じゃないです。
普通の道を普通に走っているように、コーナーの途中だろうがなんだろうが、すれ違いざまに手を挙げて挨拶するし、ライディング姿勢を見ても余裕がみられます。
また、林道ツーリング集団のトップの人も、いいペースで走ってゆきます。
山の中は結構、挨拶が返ってくる確率が高いことに気がつきました。
といっても、手を振ったり片手をあけられる人はほんの一部ですが、たいていの人は軽く会釈です（自分も含む＾＾；）
それと、同じオートバイに追いつくことはないですが、時々クルマに追いついてしまうことがあります
が、たいていの人は端によって避けてくれるのがありがたいです。
クルマに前を走られると、砂ぼこりがたまらんですから。
でも、対向するクルマは何故かど真ん中を堂々と進んできて、避けてもくれないし、止まってもくれません。
従って走りにくい路肩に入らないといけないので、ハンドルを取られるばかりかブレーキもままならず、たいへんです。
エンジンの調子が悪いので、走りやすいところは回転を揚げ気味（ギヤも下げているのでスピードは控えめ＾＾）、走りにくいところは回転を抑えて燃費を稼ぐ方法をとりました。
予備のガソリンはあるので、このまま完全に燃料が切れるところまで走ることにしましたが、その状態で無事に林道は抜けることができました。
１４４ｋｍ走ったところで（復路の林道の中間点と思われる）予備タンクに切り替え、１８８ｋｍのところで完全にタンクが空になりました。
やはり、アスファルトでリッターあたり２５ｋｍ以下、ダートでリッターあたり１５ｋｍ以上、平均してリッターあたり２０ｋｍ前後と思われます。
あ、それと思ったんですが、今回は神山町のガソリンスタンドと美郷町のガソリンスタンドで給油したのですが、どちらも、領収書どころかレシートもくれない。
というか、発行していない。
前に四国カルストツーリングの時なんか、オジサンは暗算でした。しかも、思いっきりキリの良い金額だったような（＾＾；
大丈夫かえ？？
全走行距離３０７ｋｍ
ガソリン１５．４リットル
肩の筋肉は限界でございました
砂埃で結構汚れています。
エアフィルター掃除したばかりなのに。
Ｆブレーキホースが何かと干渉して削れているように見えますが、どこにも当たっている筈無いんだけどねぇ（危）
