立ちゴケ

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今日は、変な日でした。
 本来は今日は晴れ、明日から週末にかけて、お天気は下り坂。
従って、ツーリングに行くなら今日しかない!っと、思っていました。
 んが、朝起きてみると空一面の雲が地表近くまで降りてきている。
「仕方が無い、近くをウロウロしてみるか。」と、バイクカバーを取ろうとしたが、なんと蜂の大群が銀のシートの上で踊っているではないか!
 刺激しては何なので、姿を隠しながらシートを揺さぶると、一瞬は散ってゆくのだが又すぐに集まってくる。
 何回か同じことを繰り返してみたがらちはあかない。
そのうち、バレてこちらに向かってきてはまずいので、「今日は何か不吉なことがあるのかも知れない。」と自分に言い聞かせて、あきらめることにした。

 午前中は軽自動車でウロウロしていたが、実際雨が降ったりして、「やはりバイクには乗らない方が良かったんだな。」と思ったりしていたが、家に帰って昼飯を食べて外を見てみると晴れ間が拡がっていました。
 これは、もう大丈夫かなと思い、バイクカバーを見てみると蜂が一匹だけになっていました。
「1対1なら負けないぞ。」てなもんで、軽く一匹の蜂を撃退して、颯爽と出かけてゆきました。

山の中でわき道(ダート)に入ってゆき、その帰りのことです。
ダートから本線(といっても山の中ですので中央線もない幅4、5メートルくらいの道です)に上りのA角を左折しようとしたところ、目の前の本線に一台の車が駐車してありました。
 邪魔だな!と思っていましたが、仕方が無いので、他の車が来ていないか右左を慎重に確認しながら、半クラッチを使いながらトボトボと・・・・・
 おっとっと、あれっ!曲がっている途中で止まってしまった。
しかも、登りの途中なので支えきれずに、ゴロリ。やっちゃった!
エンジンを切って起こしたが前にも後にも動かない。
「ギヤが入っていたんだ。」
が、ニュートラルにするとかなりきつい坂の途中なので起こしたとたんに車体が動き出そうとする。
BMWインテグラルABSシステムのブレーキはエンジンがかかっていないとハッキリ言って効かない!
今まで乗っていたバルカンに比べると何でもない重さなのですが、あまりに条件が悪すぎました。
いやー、参った。
迷惑な駐車ですな、ほんまに!
ほかにも止める所一杯あるのになんで、三叉路にわざわざ止めるかね(怒)
 でも、よくよく考えると絶対に交わせないことはなく、気を取られた自分の不覚には違いないです。(反省)
被害状況はエンジンガードにささくれが少々、ほかは無さそうでした。
しかし、精神的なショックのほうが大きいです。(人のせいにもしたくなる、というもの)

帰りにBMWのショップにて初立ちゴケの報告。
「ボクサーエンジンて立ちゴケに強いですなー、ハハハ。」と強がって見せましたが、お店の人は「いやー、私どもはなんとも。」と返事に困っておられた様子。

今日の教訓「バイクカバーに蜂が止まっている時は不吉の前兆だから、気をつけよう。」

本日までの走行累計で546キロメートル