廃泥ニューマチックとラリー

シトロエンC4は今季WRCにおいて優秀な成績を収めてるようです。
また、15~20年前のパリ・ダカールラリーに於いてはZXラリーが三菱パジェロと熾烈な戦いを繰り広げていたことはいまだ鮮明に記憶に残っているところであります。
 
でも、これらの車両はシトロエンの特有なハイドロニューマチックサスペンションを装備していたわけではない。
 
LHMでラリーを制覇することは不可能なのでしょうか?
 
というより、あまり意味がないような気もしますが、ウィキペ○ィァで調べてみますと、まぁなんと流石シトロエン
 
あのDSでヨーロッパの数々のラリーに出場して好成績をおさめていたのでした。
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ラリーでの戦績(Wikipedia)
アンダーパワーで巨大な図体のため、ハイパワーや小回りを活かした機動性などとは無縁なDS/IDシリーズであるが、実は多くのレースやラリーに出場して好成績を収めている。前輪駆動と低重心構造によってもたらされる高い操縦安定性と、ハイドロニューマチックによって確保されるサスペンションのしなやかさは、特にラリー・フィールドにおいて大きな長所となった。
 
プライベーターたちの手で早くも1956年からモンテカルロラリーに出場、1959年にはポール・コルテローニの、ほとんどノーマル状態に近かったID19が優勝した。1960年からはシトロエン社のワークス・チームがDSで活動を開始、優勝こそ多くなかったが多くのラリーで上位入賞する好成績を挙げた。1963年のモンテカルロで総合2位、1964年のアクロポリス・ラリーで2位など、より強力な競合チームと互角の戦績を残したことは特筆に値する。
1966年には高速型の新型エンジンを搭載したDS21が登場、ラリーにも投入された。この年のモンテカルロ・ラリーでは、パウリ・トイポネンのDS21が総合優勝している。
この時期になると競合チームの性能向上も著しかったことから、シトロエンではDSのラリー・フィールドを、北アフリカ等での耐久レースに移行させることにした。もともと長距離走行を得意とするDSは、モロッコ・ラリーなどの過酷な環境でタフネスさを発揮した。
 
1969年には、DSの全長をホイールベースともども強引に大幅短縮し、低いルーフのクーペボディを与えた軽量なスペシャルが製作された。このDSクーペは、1969年のモロッコ・ラリーでデビューし、従来型DSと共に4位を除く1位から6位までに入る成功を収めた。DSによるラリー活動は、生産期間最終期にあたる1970年代中期まで続けられた。
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