決死の帰還

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5月7日(日)はどう見ても天気予報は雨。
しかも、70ミリの降水量で雷を伴う?
こりゃ、あかんわ。
てことで、急きょ5月6日(土)の午後より帰ることにしました。
準備などで結局、お昼の2時過ぎに出発。
空は既に晴れ間は無い。

その割には高速を使わずにチンタラと一般道路で神戸に着いたのが4時前。
海沿いを走ればいいのに何故か三宮のど真ん中を走っている(もちろん大渋滞)
従って神戸⇔高松フェリーの乗り場には到達しない(笑)

「そうだ、タコフェリーで帰ろう」・・・これは実は愚かな選択であった。
須磨を過ぎるとコレマタ前に進めない状態。
しかし、この辺りは何故か左に白線が引いてあって広くなっている。
以前は原付用と書いてあったような気がするが、今は無い。
背に腹は変えられん、原付だろうが何だろうが2輪には変わりはないし、ここはスペースを効率よく使わせて頂くしかない(すり抜けとどこが違うのか?)
左右にあのでっかいパニアケースが付いているので幅は1メートル近くあるに違いないが、構わずにスクーターの後について行く。
たまに嫌がらせの幅寄せをする輩もいるが、関係ない。
あっという間に明石港に着く。
が、フェリーは出てしまった。
でも、次の便が入港していたのであまり待たずに乗れました。
5時半の出航で焼く20分で淡路島の岩屋に着く。

岩屋からは国道28号線を使わずに県道31号線(西側の海沿い)を通って帰ることにしました。
国道は交通量が多い上に信号もたくさんあり、時間が掛かると思ったからです。
しかし、県道もヤッホー!って感じで調子よく走れたのは、最初の2キロメートルくらいで後はトロトロの車の後ろを延々と付いていくだけでした。
この辺は全線追い越し禁止で道幅も狭い為、付いていくしかないのですが、たまに赤信号で止まったときは前に出て勢いよくダッシュ出来ます。
が、すぐに先行車に追いつくので虚しいものがあります。
しかも、信号が少ない(こんなことが裏目になるなんて)

走りながら気が付いたのですが、チョット、イヤかなり横風がきついような気がします。
・・・淡路から四国に渡るのは大鳴門橋しかないのですが、通行止めじゃないやろな?
通行止めだと又岩屋に戻って明石までフェリー、そこから岡山に向かって走る?(考えたくもない)
こちらの焦りを知らいでか、先行車はチンタラと走ってくれている、ていうかミニバンなので横風に煽られてハンドルを取られているのか?
・・・・・これは、まずい。何で、たこフェリーに乗ったんだ。(後の祭り)
と今更、後悔しても遅い。もう淡路島の真中に来てしまっている。
辺りはもう真っ暗になってしまった。もし、橋を渡ることが出来なくて、付近の民宿に泊まったとしても、明日は大雨。意味はない。

あれこれ考えているうちに南淡路インターに到着してしまった。
横風注意の表示はあるが通行止めではないようです。
ひとまず安心・・・・・・・ではなかった!
高速道路の風力は出てなかったが、10メートルはあったんじゃないか、と思うくらいで、しかも、断続的に右から、左から吹き荒れている。
この状態だと橋の上は想像を絶する状態に違いない。
でも、対向車でアメリカンに何台かすれ違ったが、彼らは大丈夫だったのだろうか?
まだ橋の上でないのに、なぎ倒されそうな勢い。
前になべおやぢさんと渡ったときも横風はあったが、それほど気にならなかった。
今回は風向きや風力が不規則なのと大きなパニアケースが影響しているみたいです。

橋が近づくと余計に風が暴れだして手におえない。
ハンドルを持つ手に力を入れてはいけないのでしょうが、為す術もなく車体にしがみつく。
かなり、蛇行していたがスピードを落として辛抱した。
この橋、こんなに長かったか?というくらい、時間を掛けて恐怖を味わいました。
鳴門北で高速を降りてこれで一安心?・・・いや違う。
もう一箇所橋があったのだ。
でも、小鳴門橋は期待してたほどではなかった(〃´o`)=3 フゥ
鳴門市内はずっと雨でしたが、橋渡るときに雨降らなくて良かったです。

雨に追いかけられながら9時前、無事に自宅に到着。
今回はさすがにダメかと思ったでス。
風の日は瀬戸大橋は渡るべからず。(教訓)